「おちょぼ稲荷」をご存知ですか?
おちょぼ稲荷は伏見稲荷や豊川稲荷に比べると規模は小さいけれど、それでも毎年多くの人が参拝に訪れる人気のスポットです。
自営業の方などが特に多く参拝に訪れる、商売繁盛の神様です。
公共交通機関が最寄りにはありませんので、基本は車でのアクセスになりますが、コミュニティバスを使用することっで行くことも可能ですので、高速道路からのアクセスと公共交通機関の両方について、ご紹介したします。
Contents
おちょぼ稲荷への電車でのアクセス方法
まずは、電車でのアクセス方法をご紹介していきましょう。
正直、公共交通機関が少ないので、厳しいです。
名古屋方面から電車で行く場合
まずは、名鉄名古屋駅から岐阜方面笠松駅で下車します。
つぎに名鉄笠松駅から名鉄竹鼻線・羽島線に乗り換えて新羽島駅で下車します。
そこから徒歩で岐阜羽島駅に向かいます。
岐阜羽島駅からは海津市コミュニティバス海津羽島線でお千代保稲荷で下車しましょう。
この方法ですが新幹線で行く場合には岐阜羽島駅で停車しますから、そちらを利用しましょう。
大垣を経由する場合
JR大垣駅下車して、養老線に乗り換えて駒野駅で下車します。
駒野駅バス停から南幹線にのって海津市役所バス停で下車します。
こちらも海津コミュニティバスを使用して、海津羽島線に乗り換えてお千代保稲荷バス停で下車です。
コミュニティバスの便数は多くはありませんので、事前に時刻表を確認して乗り換え時間を考慮して行きましょう。
コミュニティバス料金
大人(高校生以上)300円
小・中学生 100円
小学生未満 無料
時間と手間を考慮する場合
おちょぼ稲荷のある海津市の公式サイトで以下のように紹介されています。
時間や乗り換えを考慮した場合
名鉄名古屋駅より岐阜方面笠松駅下車
笠松駅より名鉄竹鼻線・羽島線にて新羽島駅にて下車
新羽島駅よりタクシーにて15分程度
羽島駅からのタクシー料金は目安ですが、3,210円 ~ 3,750円になります。
このように最寄りの電車の駅からは乗り換えたり、バスを利用したりちょっと面倒なのでしっかり事前にチェックしておきましょう。
ちなみに車を利用する場合には、岐阜市内からだと長良川の堤防の右岸、県道23号を三重県長島方面に向かいます。
墨俣の一夜城を通り越してクレール平田という道の駅を過ぎたあたりに看板がでています。
おちょぼ稲荷の月末の営業時間
それでは、月末のお祭りの際にはおちょぼ稲荷の営業時間はかわるのでしょうか?
おちょぼ稲荷は365日24時間参拝することができます。
参道にあるお店が平日も週末も夕方には営業終了するところが多いです。
ただ、おちょぼ稲荷では月末に夜中でも混雑する月越し参りや月並祭と呼ばれる1日かけての参拝もおこなわれます。
おちょぼ稲荷の参道にある各店舗の月末の営業開始時間は、10時か10時半のところが多いです。
ただ、閉店時間はお店によって違うので気になるお店がある場合には、各店舗に電話で問い合わせてみるとよいでしょう。
おちょぼ稲荷のグルメ
おちょぼ稲荷にお参りにいったら、やっぱり美味しい物も食べて帰りたいですよね。
ということで、おちょぼ稲荷の食べ歩きグルメをご紹介していきましょう。
まず、おちょぼ稲荷の食べ歩きグルメといえば、名物の串カツです。
テレビや雑誌などでも取り上げられるほどの人気の串マツは、店先で注文して食べる立ち食いができるのも魅力でしょう。
1本80円位なので、いろいろなお店で1本ずつ食べ比べしてお気に入りのお店を見つけるのもいいでしょう。
もうひとつ忘れてはいけないのは大学芋です。
おちょぼ稲荷に大学芋専門店があります。
表面がパリパリで手でつまんで食べられるのに中はしっとりしていておやつにピッタリです。
もうひとつ甘い物でおすすめがたい焼きです。
東大鳥居入口から入って右側にあるたい焼き屋さんの焼きたての鯛やきは外がパリッとしていて中はふわふわ。
人気で売切れ次第終了となるのでぜひ、食べたいという方は早めにチェックしましょう。
このように食べ歩きできるものもたくさんあるおちょぼ稲荷。
しっかり食べたいなら川魚料理で有名なのでなまずのかば焼きにトライしてみるといいでしょう。
まとめ
東海エリアで人気のおちょぼ稲荷は日本三大稲荷の一つにあげられています。
おちょぼ稲荷は「お千代保稲荷」で正式には千代保稲荷神社といいます。
地元では「おちょぼさん」と親しみを込めて呼ばれています。
御利益は商売繁盛、縁結び、家内安全などと言われていて、特に商売の関して祈願しに来る方が多く、正月の初詣だけでなく、月末月初には夜通しで「月並祭」という縁日にくるので、大変混雑します。
営業時間は24時間ということでお詣りはいつでもできますが、せっかくなので参道のお店で食べ歩きなどを楽しみたいですね。
時間は各お店で違うのでできるだけ事前にチェックしておくか、あまり遅くに行かないようにすると良いでしょう。
月末の月並参りの際には、お店も活気がありますので、その雰囲気を楽しむにはいいでしょう。