こんにちは、ライターのayamamaです。
当たり前のことですがお通夜は急に参列することになります。
でも、そんなにお通夜に参列する機会が多いわけでは無いので、突然のことでお通夜の服装や数珠の使い方など分からないことがたくさんあります。
とくに社会人になると会社関係の人のお通夜に参列することなども増えてきますので、きちんとマナーを憶えておきたいものです。
そこで今回は、お通夜の服装や数珠の使い方、お焼香の方法などをご紹介していこうと思います。
Contents
お通夜の服装は?(男性、女性、子供)
まずは、お通夜に参列することになった時の服装です。
大人はもちろんのこと、子どもでもしっかりと服装は失礼のないようにしなくてはいけません。
男性
親族としてお通夜に参列する場合には、ブラックスーツ(喪服)を着用します。
ネクタイや靴下も黒にしましょう。
会葬者として参列する場合には、必ずしも喪服でなくても構いません。
急な知らせで会社帰りに直接参列することもあるので、黒や濃紺、ダークグレーのスーツなら大丈夫です。
女性
親族として参列する場合には、膝が隠れる長さの黒のワンピースやアンサンブルを着るのが正装です。
会葬者として参列する場合は、黒や紺のワンピース、スーツなどシンプルで地味な色合いの服なら構いません。
子供
子供は故人が身内以外の場合は特別な理由がない限り参列しません。
子供が同伴する場合には、学校の制服が正装となります。
制服がない場合には、男の子はワイシャツに黒や紺のズボン、女の子は白いブラウスに黒いスカートなどで構いません。
なるべく地味で黒っぽいものを選びましょう。できればジーンズなどは避けるほうがいいですね。
お通夜の数珠の使い方は?忘れた時は?
お通夜に参列する服装はしっかりと準備できたら、つぎに忘れてはいけない物が数珠です。
とはいえ、数珠に使い方が分からないという方も多いでしょう。
ここでしっかりと覚えておきましょう。
基本的には、左手に輪を通して房を下にして持ちます。
本連数珠の場合には、二重にして持ちます。
合掌の時には両手を合わせて親指を外した両手に回しかけますが、略式の数珠の場合には、左手を重ねても構いません。
お焼香に立つときには左手にかけて右手で焼香をつまむようにしましょう。
数珠を持っていないときは
突然の知らせでお通夜に駆け付けたので数珠を持っていないという事もあります。
そのようなときにはほかの人に貸してもらう必要はありません。
数珠は持ち主の実を守る冥加があるものなので、人に借りるものではありません。
自分の宗教が仏教ではない場合には数珠を持っていないのが当たり前です。
故人に祈りをささげるために道具が必要なわけではありませんから、忘れてしまってもしっかりと祈りをささげれば大丈夫です。
お通夜のお焼香の方法は?

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次に、迷ってしまうのがお通夜の際のお焼香の方法です。
お焼香には立礼焼香、座礼焼香、回し焼香の3種類があります。
立礼焼香の場合には、まず焼香台の手前で止まって遺族と僧侶に一礼します。
つぎに身を正して遺影に合掌し一礼します。
そして、焼香台に進んでお焼香します。
再び合掌して、最後にもう一度遺族に一礼して席に戻ります。
座礼焼香は畳敷きの式場で行われることが多いです。
まずは、まっすぐと立たずに移動の際には腰を落としてお焼香の際には正座しますが、あとの方法は立礼焼香の時と同じです。
回し焼香の場合には、ほかのお焼香の場合とは違って自分ではいかずに焼香炉が回ってきます。
受け取った焼香炉を自分の前において、お焼香が終わったら隣の人に回します。
お焼香の回数は宗派によって違いますので事前に確認しておきましょう。
お通夜の記帳を上手に書くには?
お通夜に参列するときには、記帳を記入しなくてはいけません。
着てすぐに名前を書き始めるのではなく、香典を渡して挨拶を済ませてから最後に記入します。
最近では筆ペンだけでなくサインペンが置いてあることも多いので、筆ペンでは上手に書けない場合にはサインペンで記入しましょう。
上手に書けないと心配して恐る恐る書くとキレイにかけないので、堂々と描くようにすると意外に上手に書けたりします。
普段から筆ペンで自分の名前ぐらいは上手に書けるように練習しておいてもよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、お通夜に行く際の服装や数珠の使い方、焼香の仕方などをご紹介してきました。
誰にでも訪れるお別れのとき。
突然の御通夜への参列でわからないことがたくさんあると不安になってしまいますよね。
とはいえ、練習できるものでもありません。
今回ご紹介したような最低限のマナーを守って失礼のないように参列したいものです。
あまり、不安がらずに周りの方達と同じように行えば、失敗は無いと思いますので堂々としていることが一番でしょう。