禅の里「永平寺」をご存知ですか?
フランスで発行されている旅行ガイドのミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星とされている今注目されているお寺が永平寺です。
私はミシュランで二つ星とは知りませんでした?
あなたは知ってましたか?
そこで今回は、気になる永平寺の観光をする際に役立つ拝観時間や所要時間、そして周囲のグルメなどもご紹介していこうと思います。
Contents
永平寺には公式サイトがない!?
最近は、インターネットの普及によって行ってみたいと思ったところはネットで行き方や観光情報などをチェックすることができます。
とはいえ、永平寺には公式サイトがないので他の人の情報や観光ガイドをもとに出かけるしかありません。
2017年末に公式ホームページが開設されました。
2018年には英語の公式ホームページも追加されています。
永平寺の拝観時間は何時から何時まで?
公式ホームページにより
参拝時間(年間を通じ) 8時30分~17時(16時30分までに入場)
では、永平寺がどのようなお寺であるか、ご紹介しましょう。
永平寺は、道元禅師により開かれた坐禅修行の同上です。
曹洞宗の大本山でもあります。
道元禅師が47歳の時に道場の名前を永平寺に改めて、修行僧の指導を熱心に行ったといわれています。
兵平時は現在でも禅宗の中でも一番厳しい修行が行われるといわれています。
<永平寺>
住所:福井県吉田郡永平寺町志比5-15
宗派:曹洞宗
寺格:大本山
永平寺の参拝にかかる所要時間は?
永平寺の参拝にはどのくらいの時間がかかるでしょうか?
永平寺はかなり広いのですが、急いで拝観しようと思えば1時間ちょっとで拝観することはできます。
けれども、ゆったりと余裕をもって参拝したいという方はもう少しかかるでしょう。
坐禅に参加したりもできるので、体験したいと思っている方は時間の余裕をもって行くと良いでしょう。
法話、座禅、写経は出来る?
永平寺の正門から参道を登って立派な通用門をくぐると吉祥閣という建物があります。
参拝料は500円になりますが、一般参禅者が座禅体験をしたり写経体験をするための研修道場になっています。
入り口で靴を脱いでビニール袋に入れたら1階の広間でお坊さんに注意点などの説明を受けます。
ここで少しだけ参拝者の心得をご紹介しておきましょう。
・参拝は心身を整えて、静かにお詣りすること
・鐘や太鼓などの鳴らしものには手を触れないこと
・修行僧には直接カメラを向けないこと
・酒類によって他人に迷惑をかけないようにすること
・タバコは定められた喫煙所で吸うこと
・携帯電話は電源を切ってお詣りすること
ということが説明されますので、しっかり守りましょう。
法話、坐禅、諸堂案内、写経も参禅係に聞いてみましょう。
また、一泊二日や三泊四日で修行生活を体験することもできます。
事前に電話で問い合わせてみるといいでしょう。
永平寺まで来たら絶対食べたい「越前そば」!
永平寺といったら越前そば。
越前そばは、福井の名物で冷たいそばに冷たいつゆ、大根おろし、刻み葱、鰹節がのったシンプルなおそばです。
シンプルだからこそお蕎麦の味を堪能できると人気となっています。
越前そばの由来も気になりますね。
蕎麦は8世紀に大陸から朝鮮半島を経て、日本に来ました。
そば粉を湯でこねたそばがきや蕎麦団子が一般的でしたが、それを麺となったのが江戸時代です。
麺状のそばに大根おろしを添えて食したものが今のおろし蕎麦の始まりで、越前おろし蕎麦が全国に広がったと言われています。
永平寺近くのお蕎麦屋さんもご紹介しておきましょう。
けんぞう蕎麦
いつでも行列ができる人気店として知られるのが「けんぞう蕎麦」です。
福井県産と北海道産のそば粉をブレンドして打った十割蕎麦。
こしのある細麺でのど越しがよく豊かな風味が人気となっています。
せっかく永平寺までいったら美味しい蕎麦も食べてきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は永平寺について、参拝時間や参拝方法、おすすめの越前そばについてご紹介してまいりました。
永平寺の公式のホームページがないのでなかなか情報を見つけるのがむずかしいかもしれませんが、観光でとても人気がありますのでいった事のある方などの情報も参考にお出かけの計画を立ててみるといいかもしれません。
とても広い境内に魅力的なスポットがたくさんあるので、できればたっぷりと時間をとって参拝したいものです。
また、せっかくなので坐禅や写経体験もやってみるのもいいかもしれませんね。