肺気胸の原因はタバコ?アルコール?治療方法から再発防止まで

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こんにちは、ライターのayamamaです。

最近、よくテレビなどでも肺気胸になった芸能人の話などを耳にします。
でも、実際に肺気胸ってどんな病気なのかあなたは知ってますか?

私も名前は耳にしたことがあっても何が原因で起こる病気なのか、全然知りませんでした。

今回は、そんな肺気胸について、その原因や治療方法、再発防止方法などをお話ししていこうと思います。

Contents

肺気胸ってどんな病気?

肺気胸は、気胸といい肺から空気が漏れて胸腔に溜まっている状態を言います。
空気がたまっても胸は肋骨があるので風船みたいに外側に膨らむことはないのですが、肺が空気に押されて小さくなります。

肺に関わる病気ですから肺気胸と呼ばれることが多いのですが正式には気胸。
外傷なども無くて原因が不明のものが多いので自然気胸とも呼ばれます。

肺気胸とアルコールやたばこの関係

では、肺気胸の原因ははっきりしていないといいますがアルコールやたばこが関係しているのでしょうか?

肺気胸の症状としては、運動後喘息や呼吸困難、胸痛、咳、息苦しさ、背中の痛み、息切れ、肩甲骨の痛みや動機などがあります。

原因がはっきりわかっていないとはいえ、ストレスや喫煙、アルコールなどが肺気胸を引き起こしている要因になるのではと、議論はされています。

どうしても肺が関連している病気に関してはタバコは悪影響を与えているというイメージもあるのですが、はっきりとしたことはわかっていないようです。

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肺気胸の治療方法は?


まず、肺気胸の検査ですが胸部レントゲンや胸部CTで肺の状態を確認することで診断ができます。
自覚症状が全くなくて気胸が発覚する場合も稀にあるので注意しなくてはいけません。

自然気胸の場合の治療方法もご紹介していきましょう。

気胸にも程度によっていろいろありますが、軽症で症状がほとんどない場合には外来で定期的に胸部エックス線検査を行って経過観察になることもあります。
安静にしていれば自然に穴がふさがることがあるのでそれを待ちます。

針で胸の空気を抜く方法もあります。
もれた空気を抜くことで肺が膨らみますが、それによって肺がしぼんで閉じていた穴がまた開いてしまう可能性もあるので軽症の場合は放置しておく方がいいようです。

気胸が中等症や重度の場合には、入院が必要になります。
入院して胸に管を入れて、管の反対側に箱を取り付けて空気を抜きます。

この方法では改善されない場合には手術をすることもあります。

気胸は再発の可能性があるので、手術をうけて1,2週間程度入院することになります。

肺気胸の再発防止方法は?

肺気胸は再発しやすい病気ともいわれています。

手術をしなかった場合には、突発性自然気胸と呼ばれる肺気胸の再発率は高いです。
初回発症後の再発率が23~50%、2回以上発症した場合には、再発率は60%と言われています。

手術で現存するブラを切除し発症を予防することもできます。
ただ、ブラの発生原因はわかっていなお煮で、完全に再発を予防することは難しいといわれています。

胸腔鏡手術後の再発率は3~7%と言われています。

治療を受けた後に日常生活や運動に制限はありません。
けれども、再発しやすい病気ということをきちんと知って、その兆候を感じたら気圧の変化の影響を受けるスキューバダイビングや飛行機への登場には注意しなくてはいけません。

さらに喫煙が肺に与える悪影響を考えると、回復不能な障害となる可能性もあります。
ですから、肺気胸の再発防止のためにも禁煙をするように心がけましょう。

肺気胸の予防はできるの?

肺気胸になるのは体質が原因であることが大きいのですが、予防するためには脂肪や筋肉を適度につけることが大切です。

そのために、良質のたんぱく質を取って、適度な糖分と脂質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取するようにしなくてはいけません。

このようなことを心がけた食事の仕方や食べ物を変えるだけでなく、運動をして筋肉をつけることも大切ですので、生活全体を改善していくようにしましょう。

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まとめ


いかがでしたか?

今回は、肺気胸の原因や治療方法、再発予防方法についてご紹介してまいりました。

肺気胸の原因は、タバコやアルコールだということははっきりとはわかっていません。
ただ、肺に関する病気ですからタバコがよい影響を与えているわけはありませんので、何らかの影響があるかもしれません。

そして、治療方法は症状の程度によりますが、ひどくない場合には経過観察で自然に穴がふさがるのを待つこともありますし、手術することもあります。

肺気胸は一度発症すると手術で治療していない場合には再発の可能性も高いのでできるだけ予防することを心がけて、日々の生活の中で改善する点などもご紹介しました。

ぜひ、今回の記事を参考にして予防法などを取りいれてみてください。
もちろん、気になることがあれば早めに病院を受診しましょう。