こんにちは、ライターのayamamaです。
年末年始は飲み会が多くなる時期です。
特に忘年会などが重なって辛い思いをしたことがある方も少なくないでしょう。
辛いのは翌日の二日酔いですね。
そんな二日酔いにはどのような対策をしていますか?
実は、忘年会などの二日酔いにハチミツが効果的ということをご存知でしょうか?
今回は、ほかにもさまざまな効果があると言われるはちみつについて、ご紹介していこうと思います。
ぜひ、参考になさってください。
Contents
二日酔いはどうして起こるの?
はちみつがどのように二日酔いに効果があるのかをご紹介する前に、なぜ二日酔いが起こるのかからお話していきましょう。
アルコールを摂取すると体内では肝臓で2段階の分解処理が行われます。
この処理が行われる間にできるのがアセトアルデヒドという物質です。
アセトアルデヒドこそが二日酔いの原因となります。
アセトアルデヒドは有害物質で、血液中のアセトアルデヒドの濃度が高くなると頭痛、吐き気などの二日酔いの症状を起こしてしまうのです。
けれども、肝臓で分解できるアセトアルデヒドの量は限られています。
ですから、分解できないと血液中にアセトアルデヒドの濃度が高くなってしまい、二日酔いの症状がでるというわけです。
二日酔いの頭痛や吐き気に効くはちみつ
二日酔いが起こる原因はアセトアルデヒド。
このアセトアルデヒドはさらに分解されればいいのですが、これができないことで頭痛や吐き気が起こります。
人によってアセトアルデヒドが分解できる量が違います。
その量を超えないようにアルコールを制限することが大切です。
そして、二日酔いになると体は脱水症状を起こしているので、水分が必要になります。
また肝臓がアルコールを分解するには糖分が必要になります。
ですから、二日酔いの時はスポーツドリンクなどの糖分と水分をいっしょに摂取できるものがいいと言われています。
そこでハチミツ水がオススメなのです。
はちみつには、アルコールの分解を助ける働きもあります。
とくに果糖がほかの食品よりも多く含まれているのでスプーン1杯のハチミツでも二日酔いに効果があるのです。
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はちみつの効能には口臭予防も
はちみつは、二日酔いに効果があるだけでなく実は口臭予防にも効果があると言われています。
口臭の原因の一つである舌苔。
舌の表面に食べかすや口内の剥がれた粘膜が下に溜まりやすくなり舌の表面に舌苔という白い汚れが付きます。
これを餌にして口内細菌が増えることで口臭が発生してしまいます。
はちみつに含まれるプロアテーゼという酵素がタンパク質を分解する効果があり、舌苔のたんぱく質を分解して除去することで口臭を予防してくれます。
また、便秘などの腸内環境が乱れると口臭が強くなります。
はちみつは、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やすことで腸内環境を整えて腸の動きを活発にするので便秘を解消し、口臭も予防してくれるのです。
はちみつ以外の二日酔いに効く民間療法
では、はちみつ以外にも二日酔いに効果のある民間療法があるのでしょうか?
生姜湯
生姜にはさまざまな効果がありますが、生姜の吐き気止め効果や酔い止め効果などが二日酔いにも効果があります。
生姜湯の作り方
生姜を2,3センチ、お湯200ml、塩小さじ1/2、だしのもと適量、お好みではちみつを入れて混ぜたら、二日酔いの朝に飲みましょう。
しじみの味噌汁
しじみが二日酔いに効果があるということは昔から言われています。
シジミに含まれるオルニチンという成分が肝機能を高めてくれることから、アルコール分解で疲れた肝臓を助けてくれます。
1日1杯飲むだけで効果がありますので、インスタントでも準備しておくと良いでしょう。
柿
柿に含まれるタンニンという成分が有害物質であるアセトアルデヒドと結びついてそのまま体外へと排出してくれます。
二日酔いの朝でも食べやすいので、柿の季節なら準備しておくと良いでしょう。
1回にたくさん食べれない場合には、朝に1個、昼に半分と分けて食べても効果的です。
このようにハチミツ以外でも二日酔いに効果のある食材などがありますので、自分が活用しやすいものを準備しておくとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、はちみつが二日酔いに効く理由は取り入れ方についてご紹介してまいりました。
はちみつなら家に常備しているというご家庭も多いのではないでしょうか?
二日酔いでつらい朝もスプーン1杯のはちみつでだいぶ改善されますし、そのままでは難しい場合にはそれを水に溶かしてハチミツ水を作って飲むとよいでしょう。
ほかにもいろいろな民間療法がありますので、自分にあった方法を見つけて、二日酔いで苦しまないようにしたいですね。