秋と言えば京都!
京都は年中、観光客に人気のある都市ですが、やはり秋が一番きれいですね。
あなたは紅葉の美しい京都で行われるお祭りに行ったことありますか?
それが時代祭と鞍馬の火祭です。
実は、二つのお祭りが同じ日に開催されるということでお祭りのハシゴも可能となっています。
今回はそんな時代祭と鞍馬の火祭について、ご紹介していこうと思います。
お出かけの参考になさってくださいね。
Contents
京都の時代祭とは?
まずは、時代祭についてご紹介しておきましょう。
時代祭は、明治28年平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を盛大に奉祝する行事として始まりました。
時代祭のメインイベントでもある時代列車は東京遷都以前の京都の歴史と文化を簡単に理解できるように提案されたのがはじまりともいわれています。
京都鞍馬の火祭とは?
つぎに鞍馬の火祭についてご紹介していきましょう。
鞍馬の火祭は、地震や平将門の乱を鎮めるために940年朱雀天王の命によって宮中に祀られていた祭神を北方鎮護として鞍馬に移した際に村人がかがり火をもって迎えたことが起源と言われています。
鞍馬の火祭は午後6時ごろに「神事にまいらっしゃれ」の神事ぶれで家々に積み重ねられたエジに点火されて小松明の少年が寝るあるき、大松明を担いだ青年に代わって囃し立てながら始まります。
そもそもハシゴは可能なの?
時代祭行列も鞍馬の火祭も同じ日ということで、どちらも楽しみたいと感じる方も少なくないと思います。
では、そもそも二つをハシゴすることはできるのでしょうか?
同じ日ということと時間的にすこしずれているので時代祭から鞍馬の火祭へと一度に回りたいという方が少なくないのです。
そんな人は、時代祭を早い時間に一通り見れる出発地点などで観るように計画立てましょう。
御苑内では行列の最後を見送るのは2時ごろとなります。
すぐに出町柳駅に向かいます。
出発地点の健礼門付近からだと徒歩20分、御苑南はしの堺町御門付近から徒歩30分で出町柳町につきます。
そして、出町柳駅周辺の宿をとっておくといいでしょう。
穴場スポットを紹介!
ご紹介した時代祭と鞍馬の火祭を観に行くときの穴場スポットはあるのでしょうか?
とにかく時代劇をしっかりと楽しみたいという場合には、京都市役所付近がオススメです。
交差点の付近は観覧席がないので良く見えます。
また、地下鉄の東山駅付近から神宮道の間が空いています。
ここなら間近で観ることができるので、オススメです。
東山駅周辺というのは観光地からは少し離れていますが白川が流れていたり、徒歩で祇園や八坂神社などに行くことができます。
少し歩けば一澤信三郎帆布もありますし、知恩院も近いです。
日程とスケジュール
時代祭も鞍馬の火祭も毎年10月22日に開催されます。
時代祭の方は、12:00に時代行列が出発します。
そして16:00に大極殿祭並還幸祭がおこなわれます。
日程:2019年10月22日(月)
鞍馬の火祭のスケジュールですが、午後6時ごろからとなります。
神事の合図とともに集落各所に松明に火が点火されてその後、子どもや大人が大小の松明をもって集落を練り歩きます。
そして午後8時ごろになると大松明が出されて、各松明が山門前の石段の下に焼き捨てられます。
交通規制は?
それでは、当日は交通規制が行われるのでしょうか?
時代祭と鞍馬の火祭の開催に伴って、京都市内の周辺道路で臨時の交通規制を行います。
時代祭では、行列の通過に伴って正午から順次、交通規制を実施して通過後に解除するようになります。
鞍馬の火祭の方では午後3時~午前0時半まで府道京都広河原美山線の貴船口鞍馬温泉入口まで車両通行止めになります。
鞍馬の火祭と時代祭のそれぞれの見どころ
鞍馬の火祭の見どころといえば、日が落ちる夕方からになります。
午後6時になると「神事にまいらっしゃれ」の合図がかかって子供用のちいさな松明から順番にかがり火がともされていきます。
子供が小さなものを運んでいる一生懸命さが可愛いです。
時代祭の見どころは、やはり時代行列です。
時代行列は、京都が都であった時代を8つの時代にわけて行列を行います。
参加人数約2000人、行列の長さ2キロにもなる行列を最初から最後まで楽しみたいものです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は京都の秋の祭りである時代祭と鞍馬の火祭についてご紹介してきました。
どちらも同じ日にあるという事で、せっかくならどちらも楽しみたいと考える方も多いと思います。
長い時間をかけて行われる時代行列を見た後に夕方からの鞍馬の火祭を楽しむことになるので疲れないように上手に計画を立てておく必要があります。
宿を取る場合には、アクセスの良いところにしておくとよいでしょう。
今回の記事を参考にお出かけの計画を立ててみてくださいね。