人間関係がわずらわしいと感じることがあります。
私は人との交流はとても少ない方です。
１か月に１回くらいのペースで飲む友人たちはいますが
それ以外は元会社で仲の良い人と家族、以上。
連絡先をしっているのもその人たちくらいで
他は知りません。
元会社の人たちは2～3か月に１回飲み会があるくらい
（基本会社の愚痴大会）
人と話すのが疲れてしまっている私です。
その原因となったのは２０代のころ、とあるコールセンターでバイトしていました。
クレームがとても入る場所で
お客様も憤りをひたすら私たちにぶつけてきます。
謝罪しつつ情報を聞き出し、上司に相談したり、解決してもらったりします。
それが数年続き、お客様の声も受け流せるようになってきて
自分も強くなったもんだ！と思っていましたが、
ある日、自分の中に「私何やってるんだろう？」という言葉がガツン！と入ってきたんです。
今考えるとつらい気持ちを押し込めてたんだと思います。
それが我慢できなくなってあふれてしまいました。
そこからは大変でした、自分で感情を操作できず、
周りに当たってしまうこともあり、その都度後悔してました。
幸い、周りもいい人がおおく、私の気持ちをわかってくれ慰めてくれました。
でも解決する方法が見つからなくて
どうすればいいか悩んでいたら、一人のベテラン事務員さんが
「あなたはまだ若いんだから、ここ以外のところでもやっていけるのよ？」
その言葉を聞いたとき、
ああそうか、辞めてもいいんだ。と理解したんです。
正直、辞める選択肢が頭の中にありませんでした。
なのでどうやってお客様を怒らせないか、対応できるか？
自分を落ち着かせられるのか、そればかり考えていました。
そうだ、辞めよう。
やめて家の近所でバイトしよう。
そこから上司に相談し、出来るだけ早めに辞めさせてもらいました。
辞めてからは、自分をもうすこし大事に扱おうと
全然人が来ないとっても暇なクリーニング屋さんのバイトをしました。
人と話さない時間がこんなに楽だなんて思いませんでした。
もう、電話を取った瞬間怒鳴られることなんてない。
金切り声をあげて「家まで来て謝罪しろ！」
「俺の後ろには怖い人がいるんだから！」と脅されることもない。
のんびりとした時間をすごしてふと、携帯を見ると
私が一番荒れていた時に
連絡をくれた友人たちのメールが目に入りました。
改めて登録してある数十人の名前を見ると
「交流会で１度しかあってない人」
「合コンの数合わせだけで私を呼ぶ人」
「もう顔も名前も一致しない人」
等、色々な人たちが入っていました。
私は、友人に謝罪と感謝のメールをして
友人と家族以外の連絡先をほとんど消しました。
交流は人とのつながりの再確認でもあります。
今残っている周りは本当に大事にしたい人たちばかりです。
それでも時々、わずらわしいと思ってしまいます。
そんな時はちょっと合わない時間を作るんです。
本当につながってる人たちなら、少し会えなくても
また笑顔で話ができるから。
